こんにちは、
無垢スタイル建築設計ムクエステートの猪俣です。
今回は、住宅ローンの支払い方法についてお話します。
銀行で住宅ローンを組むと支払方法として、変動金利と固定金利を選ぶことになります。
そこで。この二つの金利の違いについてまとめます。
固定金利
固定金利の代表的な住宅ローンといえばフラット35です。
これは、借り入れを始めた当初の金利から返済が終わるまでの間は金利が変わらないというものです。
なので、支払いも安定し、返済計画も立てやすいものになっています。
メリットで言えば、やはり金利が変わらないことです。
金利が変わらないので、支払いが急に高くなって生活が大変になったら、、、
子供ができて支払いがそっちにお金を使うようになってこれ以上の支払いは変えたくない、、、
といった方には大変おすすめです。
安定性を求めるのであればフラットの全期間固定金利でしょう。
一般の銀行住宅ローンでも固定金利はありますが、こちらは10年や5年間と決まりがあります。
なので、最後の支払い時まで安定するわけではないので、フラットと住宅ローンを見極めることが大切です。
デメリットで言えば、金利を変えられないことです。
金利が変わらないことは良いことです。
金利が上がれば、低いときに借りていればよかったと思えます。
しかし、金利がガクッと下がった場合は周りよりも高い金利を支払うことになるので損していることになります。
現在フラットの金利は1.4%ほどです。
フラット35sという商品が使えるような建物であれば5年か10年間の間1%以下の金利で借りることもできるので条件がそろえば安く借りることも可能です。
変動金利
住宅ローンで金利が安いとなると変動金利が一番安いです。
変動金利は一度組むと何年間かはその金利で返済していきます。
期間が終わると変動金利を継続するか固定金利にするのかを選べます。
更新のない場合は固定金利に変更されます。
こちらの金利のメリットは、金利が安いことです。
現在の固定金利が優遇棟等で1%弱だとすると、変動金利は1%を切る状態です。
例えば、フラットの全期間固定型の金利が1.45%に対して、銀行の変動金利が0.7%だとします。
パーセンテージだけ見ても半分だとわかります。
これが月々の支払だとどれくらい変わるのか説明いたします。
2000万円を借りた場合
【全期間固定型1.45%の場合】
月々の支払 60,748円
【変動金利 0.7%の場合】
月々の支払 53,704円
支払金額の差額 7044円
金利が半分くらいになると月々の支払いが7000円ほど変わってきます。
年間にすると8万円以上も変わってきます。
もし変動金利が35年間大きな変化がない場合、8万円×35年間で280万円も手元にのこることになります。
あくまでも変化しなかった場合なので、博打気味な部分もあります。
こちらのデメリットで言えば、金利が安定しないので返済計画が立てにくいことです。
最大35年間という長期の返済の中で数回金利が変わることになります。
そのたびに月々の支払いが変わることのいなるので、安定した返済はできません。
金利が上がると支払が増えるわけなので月々の支払いが高くなります。
逆に金利が低くなれば支払いが安くなるということも言えます。
このように支払い金額を金利に左右され計算しにくいという面もあります。
しかし、月々の返済も当初の金額の125%までとされており最大の支払い金額が決まっています。
なので借りる際に少し余裕を持っておけば問題はありません。
また、年数がたてば給料も増えるかもしれ倍ですし、繰り上げ返済で早めに返済できれば支払いも軽減できるので良いのではないでしょうか。
まとめ
住宅ローンの金利の選び方は職業や年収、支払っていく人の性格などでその人に合った支払いがあるので、住宅ローンを組む際は銀行や代理で行ってくれる住宅会社、保険会社等に相談するのが良いでしょう。
最近ではネットなどで簡単に審査や申請ができますがよくわからない状態でローンを組むのは危険なので一度相談することをお勧めします。