こんにちは、無垢styleのムクエステートの石原です。
次世代住宅ポイントについて、少しお話しさせて頂きます。
次世代住宅ポイント制度とは、2019年10月の消費税率10%への引き上げ後に一定の性能を有する住宅の新築・購入やリフォームを支援する為、様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。
以前に消費税が5%から8%に引き上げられる時に『省エネ住宅ポイント制度』がありましたが、今回も8%から10%に引き上げられるタイミングで『次世代住宅ポイント』として復活しました。
前回の省エネ住宅ポイント制度の時は、主として省エネ性能に対しての制度でしたが、次世代住宅ポイント制度は、省エネ性能だけでなく耐震性、バリアフリー性、家事負担軽減に資する設備を設置した住宅についても対象となっているので、前回の制度よりも活用の幅が広がっています。
次世代住宅ポイント制度では、「環境」「安全・安心」「健康長寿・高齢者対応」「子育て支援、働き方改革」に資する住宅の新築・リフォームが対象となります。
新築分譲住宅の購入または注文住宅の新築の場合
1戸あたりの発行ポイント数の上限は、合計で35万ポイントが上限となっています。最大35万円相当の商品と交換できる事になります。
◾︎対象住宅の性能要件
①一定の性能を有する住宅
断熱等性能等級4以上、劣化対策等級3以上、耐震等級2以上 等
※認定長期優良住宅・ZEH等の場合、さらに5万ポイントが加算されます。
②耐震性のない住宅の建替え
耐震性のない住宅(旧耐震基準 1981年5月31日以前の建築)を建替えした場合は、15万ポイントが発行されます。
③家事負担軽減に資する設備を設置した住宅
家事負担を軽減する設備とは、ビルトイン食器洗機・掃除しやすいレンジフード・浴室乾燥機・宅配ボックス等の事を指していて、設置台数では無く設置を行った設備の種類に応じたポイント数が発行されます。
リノベーション・リフォームの場合
リフォーム工事に応じて発行されるポイントのほか、家族構成や既存住宅の購入によっても加算され、合計で30万~60万ポイントが上限となっています。最大で30万~60万円相当の商品と交換できる事になります。
◾︎対象リフォーム工事の要件
➀開口部の断熱改修(複層ガラスに交換・内窓設置・外窓交換等)
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置(高効率給湯器・節水型トイレ・太陽熱利用システム等)
④バリアフリー改修(手すりの設置・段差解消・衝撃緩和畳の設置等)
⑤耐震改修
⑥家事負担軽減に資する設備の設置
⑦リフォーム瑕疵保険への加入
⑧インスペクションの実施
⑨若者・子育て世帯が既存住宅を購入して行う一定規模以上のリフォーム
⑩既存住宅購入加算
最近、中古物件を購入してリフォームをしたいというご相談を増えておりますので、既存住宅を購入してリフォームを行った場合のポイントのご説明をさせて頂きます。
若者・子育て世帯とは、40才未満若しくは18才未満の子供がいる世帯で、この条件を満たしている世帯が自ら居住することを目的に既存住宅を購入して100万円以上(税込み)のリフォームした場合、ポイントの上限が最大で60万ポイントになります。
新築・既存住宅を購入してリフォームをお考えの方は、ムクエステートまでお気軽にご相談下さい。