旧耐震と新耐震の違いについて

こんにちは!
無垢スタイルの不動産『ムクエステート』の猪俣です。

阪神・淡路大震災から今年で26年が経ちました。
当時テレビで見た、倒れた高速道路には衝撃を受けた覚えがあります。

阪神・淡路大震災後、数多くの法改正がされ、
建築物の耐震改修促進法も制定されました。

建築基準法自体は、昭和25年あたりからありましたが
改正の歴史によって耐震性に差が生じています。
※耐震補強工事によりこの限りではありません。

簡単に並べるとこんな感じです↓↓

1950年 建築基準法制定
    ※市街地建築法を廃止

1959年 建築基準法改正

1971年 建築基準法施工令改正

1981年 建築基準法施行令改正(大改正)
    ※新耐震設計法導入!いわゆる”新耐震”はここから

1995年 阪神・淡路大震災

2000年 建築基準法改正

2005年 耐震偽装問題

2007年 建築基準法改正
    ※建築確認や検査が厳格化

同じ建築基準法なのに旧耐震、新耐震という言葉が出てくるのは
1981年の大改正で「新耐震設計法」が導入されたことによります。

1981年以前に建築された建物は「旧耐震」
1981年以降に建築された建物は「新耐震」
と、表現されるようになりました。

阪神・淡路大震災でも、
新耐震の建物は被害が少なかったとされています。

新耐震とは、
震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準

それまでの旧耐震は
震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、
 破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準

と、されていました。

大きな災害のたびに法が改正、整備されていくので
また大きな地震災害があったら改正されるかもしれません。

無垢スタイルでは耐震診断数埼玉県№1の実績もある「耐震診断士」が
お住まいのご自宅はもちろん、
これから購入を検討している中古住宅も診断いたします。
是非お気軽にお声がけください。

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