こんにちは!
無垢スタイルの不動産『ムクエステート』の猪俣です。
東日本大震災から、10年が経ちました。
10年経てば、変わっていることもたくさんあります。
そこで、、、
今回はこんな話題。住宅ローン返済中に災害にあったら返済はどうなる?!
怖いですね。。
そんな事態にはなりたくありません。。。
結論から言いますと、返済義務はなくなりません。
お金を借りている状態なので、それはそうだな・・・という感じもします。
ですが、被災したことで、今まで通りの返済が難しい場合は、どうしたらよいのでしょうか。
そんな方を救済するこんな制度があります。
「被災ローン減免制度」ご存じですか?
どういう制度かというと、生活を再建しやすいよう借入先の金融機関の同意の上で破産などによらずに、債務整理(ローン債務の減免)ができる制度のことです!
※ただし一定の要件に該当すること
債務整理と聞くとちょっと怖くなりますが、自己破産と違って、信用情報に傷はつきません。
この制度は住宅ローンのほか、自動車ローンも適用対象になります。
ただし、「災害救助法」が適用された自然災害が条件です!
この制度は、使うことなく過ごせるのが理想ではありますが・・・
地震だけでなく、水害などいつ災害に遭うか分からないので、知識として頭の片隅に残しておきましょう。
※2021年の足利の山火事も、災害救助法が適用されました
▼制度の詳細はこちら
自然災害債務整理ガイドライン(政府広報)
「でも、火災保険入ってるし大丈夫!」と思うのは危険です!
火災保険だけでは、地震による倒壊などの損害の補償はありません!
(地震による火災も補償されません)
地震による倒壊や火災は、地震保険が対象になります。
そして火災保険や地震保険で損害額すべては補填できません。
しかし、住宅ローンの特約として「自然災害補償」があったりしますので、
金融機関に確認してみてください。
10年前のあの日から、災害に対して法律もいろいろと追加や変更がされてきました。
住宅ローンや火災保険など、内容を見直す良い機会かもしれませんね。
ムクエステートでは住宅ローンのご相談やセミナーを随時受け付けております。
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