こんにちは猪俣です。
国税庁から2016年の路線価が7月1日に発表されました。
路線価は相続税や贈与税を算出するときの基準となる地価のことで、国税庁が道路ごとに1㎡当たりの単価を定めています。
毎年1月1日時点で評価される公示地価を参考に、その80%程度の水準になるように路線価が決められます。
そのため、3月に発表された今年の公示地価では住宅地や商業地など全用途の全国平均が8年ぶりに上昇したので、路線価の変動率の全国平均値も8年ぶりに上昇しています。
さいたま市は特に大宮駅周辺の商業地域の路線価がアップしたものの、それ以外の地域では微増か横ばいで推移しております。
ただ、実際の取引状況等を見る限りでは、住宅地でもかなり物件価格の上昇は顕著になってきたというのが、私の個人的な意見です。
今後もしばらくは上昇するという見方をすると、土地の購入は出来るだけ早いほうが良いと思います。
逆に売る側からすると今後も上昇する可能性はありますが、さらに2年半延期になった消費税の増税前の駆け込み需要等を考えると、今のうちにスケジュールをしっかりたてて、ある程度物件価格が上昇したタイミングでスムーズに売却が出来るよう、今からご準備をされることをお勧めいたします。
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