【不動産相続の失敗事例】お母様から土地を譲渡されたO様の場合


こんにちは、

無垢スタイル建築設計 不動産「ムクエステート」の猪俣です。

今日は不動産売却をご検討されているO様よりご相談いただいた不動産相続の事例をご紹介します。

 

相続で所有権が複雑化した大きな土地

もともと大きなひとつの土地をO様のお母様が所有し、そこに貸家を2件建てて運用されていました。

現在は建物が建っている土地2件は小さい土地なので、O様ともうお一人がそれぞれ単独名義で相続し、他の相続人数人が大きな土地を持分名義で相続した状態でした。

ここで問題なのが、O様が所有する土地が接する道路には水道管がないため、他の相続人が所有する大きい土地の敷地内を通して水道管を引いていることでした。

もともとは、すべてお母様が所有していた為、問題ありませんでした。

しかし、相続で所有者がそれぞれ別々になってしまったため、他人の土地に自分の水道管が埋まっている状況になってしまったのです。

 

親族の関係が悪化してしまったO様・・・

この事がわかったのは、大きい土地を所有する方たちが相談して売却しようとしたら不動産業者に、「隣地の水道管が入っているので売れません」と言われたことがきっかけでした。

それから、普段仲が良い親族とトラブルになってしまい、何とかしたいと無垢スタイルにご相談を頂きました。

もともとは皆さん近くにお住まいで仲が良い親戚だったそうですが

この一件で関係が悪くなってしまったそうです。

 

O様のようなトラブルを防ぐためには

このトラブルは相続発生前にちゃんとお話し合いをして対処していればまったく問題にならずに済んだと思われます。

何かがあってからでは遅いのが相続です。

決して他人事ではございませんので、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。

生きているうちに相続人からお話しはしにくいと思いますが、放っておくと後々に大問題に発展することが十分考えられますので、

無垢スタイルには相続関連の資格を持ったスタッフがおりますので、まずはお気軽にご相談されることをオススメいたします。

This entry was posted in ムクエステートスタッフブログ. Bookmark the permalink.

Comments are closed.