中古戸建リノベーションのメリット・デメリット

こんにちは、

無垢スタイル建築設計 ムクエステートの山下です。

もう、2月も後半ですね。桜の季節まであと一か月といたところでしょうか。

この時期1年間を通して不動産が一番活発になる時期でございます。

そして何よりも中古一戸建て・土地が動いております。

本日は中古の戸建てリノベーションするメリットとデメリットについてご紹介します。

 

中古の戸建てをリノベーションするメリット

 

【1】 コストを抑えられる

一戸建ては新築から15~20年ほどで建物の価値が大きく下がります。

ポイントとしては築20年以上の一般的な戸建てなら、減価償却されておりほとんど土地代だけで手に入ります。

つまり、資産価値が急激に下がるリスクも避けられますよね。

都心に戸建てを買う場合、リノベーション費用を含めても新築よりも2~3割ほどコストを抑えられると言われています。

手頃な郊外エリアでは、新築と中古購入+リフォームのコストがほとんど変わらない場合もあるため、一概には言えませんが、都心でも郊外でも建て替えると高くなってしまう固定資産税は、リノベーション前と据え置きとなります。

新築よりも価格を抑えられることが、中古戸建てのリノベーションの一番のメリットかと思います。
 

【2】 憧れの街での生活が可能に

会社や実家の近く、子供が学校に通いやすいエリア等理想のエリアで新築の戸建てや土地を探してみたけれど、「希望条件と予算が合わずなかなか見つからない」という声をよく聞きます。

とくに大宮・浦和の人気エリアほど競争率が高く、売り物件を見つけづらい。

諦めてとなり街に買う? 売りが出るまでひたすら待つ?
とはいえ家を買うタイミングがございますよね。

そんなときにオススメしたいのが、中古の戸建てのリノベーション。リノベーション前提なので「古いからナシ」「間取りが気に入らない」と、これまで度外視していた中古物件も候補の一つになるかと思います。

物件購入のハードルがぐっと下がり、物件の選択肢が広がります。

そして新築よりもコストを抑えられる為、「ちょっと手が届かないな」と諦めていたエリアの物件に手が届くようにもなります。

中古のリノベーションなら希望エリアで暮らせるチャンスが広がるメリットもございます。
 

【3】 自由にリノベーション

中古戸建ては、自由設計でリノベーション可能です。

マンションの場合管理規約や共有部分の制約がありますが、戸建てはどこをどう変えようと建築基準法さえ守れば住む人の自由です。さらに戸建てなら外壁や屋根もリノベーションできるため、外観も変えて新築のようにすることもできます。

間取りもデザインも、家族構成やライフスタイルに合わせて自由にリノベーションできます。

 

中古の戸建てをリノベーションするデメリット

 

【1】 かえってリノベーションのコストがかかるケースもある

先ほど、”中古のリノベーションは新築よりもコストを抑えられる”とご紹介しました。しかし、例外があります。

築年数が古すぎる物件です。

古ければ古いほど、基礎や土台、構造躯体が傷んでいたり、新耐震基準に適合していなかったり、これを補強するのに想定してなかったコストがかかり「こんなにかかるんですか…?!」と唖然とすることもあります。

新築とあまり変わらない価格になってしまうときは、建て替えたほうがよさそうです。
 

【2】 住み始めるまで期間がかかる場合もある

中古の戸建てをリノベーションすると、設計~引き渡しまでだいたい4~6ヶ月はかかります。

建売なら買ってすぐに引っ越しができますが、リノベーションは完成まで待たなければなりません。

もしその期間を賃貸マンションや仮住まいで暮らすとなると、戸建てのローンを払いながら家賃を払い続けるというダブル家賃になるケースもございます。

中古のリノベーションは、「いますぐに引っ越したい」という方には向いていないかもしれません。

 

まとめ

以上の事から弊社では新築・リフォーム・不動産と住まいに係る問題解決を日々行っております。

窓口一つで中古×リノベのご相談も可能です。三位一体となっているからこそ物件は物件、リノベーションはリノベーションと分けずに中古×リノベで、その家、その立地最適な時期に最適なご提案が実現できます。

まずはお気軽にお問合せ下さいませ。

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