明けまして、おめでとうございます。
無垢スタイル建築設計 新築不動産総合コンサルの當間です。
本日は土地の道路条件によって違う建物ゾーニングについてです。
下記の1~7が代表的な土地の条件とゾーニングの注意点をまとめてみました。
南に道路がある場合
南側に庭や駐車スペースを取るとムダがないが、道路からの視線が気になるため、工夫が必要になる。
北に道路がある場合
庭が南側になり、駐車場が北になるため、建物の形に影響するが、地価が比較的安いため、建物にお金をかけられる。
東に道路がある場合
午前中の日射を意識した家づくりを考え、南に庭がとれる場合は東南に駐車スペースをとることでプライベートな庭が作れる。
西に道路がある場合
日が当たる方向にバルコニーを設け、夏の西日には注意が必要だが、デザイン次第で解決できる。
角地道路に続く場合
車の出入りが楽で、風通しも良いが、道路からの視線や音が入りやすい。また、日差しが入りすぎないよう庇の角度や長さに工夫が必要。
敷地延長
一般的に悪い土地だと言われているが、駐車スペースが分かりやすくプライベートガーデンが作れるため個性的な家が作れる。
高低差を考える
光の入り方や通風、隣家との窓の位置などを見ていくことでその家らしさを造りだしていく。
各条件によってポイントの違いがありますよね。
あとは土地の広さや高低差又は自身の好みなどもありますよね。
家のゾーニングに土地が影響することが理解できればより一層家づくりの完成度が上がりそうです。