土地選びのポイント「市街化調整区域」のメリット・デメリット

土地選びのポイント「市街化調整区域」のメリット・デメリット

こんにちは!
無垢スタイルの不動産『ムクエステート』の猪俣です。

住宅や土地を探している時に
市街化区域
市街化調整区域
という言葉を見たことや聞いたことはありませんか?

今回は、不動産探しのポイントにもなる、用途地域についてのお話です。

「市街化区域」とは・・

「市街化区域」は、何の問題もなく住宅を建てられる区域のことを言います。

ちょっと想像してみてください。
家や商業施設などを建設するとき、
各々が好きな土地に好きなように建ててしまったら、きれいな街ができなくなりますよね。

駅から近いのに田畑ばかりで、駅から遠いところが住宅街だったら
土地の使い方としてちょっと勿体ない感じもします。

そのため、おおむね10年以内に優先的に市街化を進める区域が
「市街化区域」と定められています。

「市街化調整区域」とは・・

「市街化調整区域」では、宅地の造成および建物の建築は原則できません。
ただ、自治体に申請して建築許可が下りれば、住宅などの建築が出来ます。

「ここに建てたい!」「リフォームしたい!」と思っても、
自治体の許可が下りなかったら何もできない区域になります。

今から50年以上前に建てられた住宅は、
規制がなかったので今と比べると自由に建てられました。

「市街化区域と市街化調整区域の区分」が創設されたのは1968年(新都市計画法の制定)。
その後、2001年に改正都市計画法が施行され、建築要件が緩和します。

この緩和により「市街化調整区域」でも、許可が下りれば
建築もリフォームも出来るようになりました。

メリット・デメリットの見極めが土地選びのポイント

市街化調整区域は購入費用や固定資産税が安いことがあるので、
お得に感じるかもしれません。
しかし、それを売却することになったら査定価格は安くなる可能性があります。

土地や中古住宅を買う際は注意が必要です!
デメリットを理解したうえでの購入をお勧めします。

他にも「市街化調整区域」のメリット・デメリットありますが
記事が長くなってしまうので今回はこの辺で・・・(^^)

ムクエステートには「市街化調整区域」での建築、申請に強いスタッフがいますので
お気軽にご相談くださいね!

なお、ムクエステートでは土地探しバスツアーを随時受け付けております!土地をお探しの方は是非ご参加ください。

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