あなたも巻き込まれるかもしれない「相続トラブル」

こんにちは、

無垢スタイル建築設計 無垢エステートの猪俣です。

平成27年の相続税の法改正後、相続についてのご質問を多く頂戴します。
1件1件の内容が様々でとても勉強になるのですが、実際に自分に置き換えるととても負担に感じてしまうような内容が多く寄せられます。

弁護士の先生にお話しを聞くと仲の良い兄弟、姉妹も、相続人になったとたんにトラブルになり、裁判沙汰になるなんて事もよくあるのだそうです。

 

相続問題に発展するケース

「相続」というと一部のお金持ちの話だと思われる方が多いのですが、実は一番トラブルになるのは、ごく一般的な家族だということが下のグラフで読み取れます。

※裁判所「司法統計年報」による家庭裁判所の遺産分割による紛争の割合

家庭裁判所の遺産分割による紛争は、遺産が5,000万円以下であるケースが7割を超え、1,000万円以下であるケースも3割を占めます。
この金額の中には自宅等建物や土地の資産も含まれています。

つまり、一番多い相続トラブルは、
「貯金はなく財産は自宅のみ」
「数百万円の貯金があるのみ」
といったケースであることが分かります。

特に2次相続(子が相続人になるケース)で不動産の持分割合や分配方法などでもめるケースが多いそうです。

 

相続問題を防ぐには

では、トラブルを未然に防ぐにはどうしたらよいのか聞いてみると、「しっかり準備をすること」なんだそうです。

相続税増税後、相続税対策の重要性はさらに増してきますが、それよりもこれまで仲の良かった親族が骨肉の争いを繰り広げる相続トラブルは何としても避けたいものです。

このようなトラブルは事前に対策を行うことによって、回避できる可能性があります。

そして、そうした知恵やノウハウを提供するのは、相続問題に豊富な経験とノウハウをもつ法律家です。

弁護士、税理士、司法書士等は、不動産を含む相続をめぐって陥りやすい失敗や、いわゆる“争族”問題に対処し、そのトラブルを回避するノウハウがあります。

これらの専門家が、相続に関係する人々それぞれの言い分、事情を聞き出した上で、その妥当性を検討し、アドバイスや交渉を代行することにより、より納得のいく解決が可能となります。

そして、結果的に相続問題が深刻化するのを防ぐことが可能となる場合は多いものです。

相続の事前準備や遺言書の作成は、相続トラブルを回避するための「ご家族への思いやり」です。

 

まとめ

では、トラブルを未然に防ぐにはどうしたらよいのか聞いてみると、「しっかり準備をすること」なんだそうです。
「うちは相続トラブルなんて関係ない」などと思わずに事前に遺言書の作成、税金対策といった相続対策を専門家にご相談されることを検討してみてはいかがでしょうか。

無垢スタイルでは常駐の相続診断士がお客様のご要望に応じて信頼の置ける弁護士、税理士、司法書士の先生方をご紹介させていただいておりますので、是非ご相談ください。

また、ムクエステートセミナーの「資産活用・税務対策セミナー」の中でも、ご希望があれば相続に関することを中心にご案内させて頂きます。
こちらも合わせてお気軽にご利用下さい。

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