地震保険の費用を抑えるには?

こんにちは建築不動産総合コンサルの當間です。
今回は地震保険についての話です。

東日本大震災から11年という歳月が経ちました。
地震による損害は火災保険では補償されませんので、地震保険による備えが必要ですが、地震保険は毎年のように値上がりしています。
※今年埼玉県は下がりました。

要因としては、南海トラフをはじめ、今後30年以内の大地震の発生確率が非常に高いのが大きな原因になっています。
家のリスクを回避するには、地震保険は必要なものになりますね。
少しでも保険料を抑える方法としては構造区分と耐震等級を上げることが保険料を抑える効果があります。

構造区分とは?

地震保険料の金額は「住んでいる場所」と「構造区分」で決まります。
家を建てる都道府県を変更するのは簡単なことではありませんが、構造区分は選択が可能です。

▼保険始期が2021年1月1日以降の地震保険契約
地震保険料(保険金額1,000万円あたり/年間)

都道府県 イ構造(耐火) ロ構造(非耐火)
埼玉県 20,400円 36,600円
東京都 27,500円 42,200円

イ構造、ロ構造とは?

  • イ構造:鉄骨やコンクリート造など耐火や準耐火構造の建築物
    (M構造、T構造、A構造、B構造、特級構造、1級構造または2級構造)
  • ロ構造:木造住宅など非耐火構造の建築物
    (H構造、C構造、D構造、3級構造または4級構造)

参考までに耐震等級3と標準的な1等級では地域や構造により、保険料も違うので明確な金額は言えませんが、基本は半額になります。
建築費や構造計算費用は上がりますが、20年~30年の中長期の期間で考えると最終的には耐震等級3取得した方がお得になるケースもありますので検討する余地はあります。

特に3階建てや建物形状が不整形な場合はより安心感がありますので専門のスタッフに相談ください。

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